2026/8/13
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DJのヘッドホンの選び方|初心者は高いものを買う必要ある?

DJのヘッドホンの選び方|初心者は高いものを買う必要ある?
DJを始めようと思って機材を調べていると、必ず出てくるのが「DJ用ヘッドホン」。
でも、最初はたぶんこう思います。
「普通のヘッドホンじゃダメなの?」
結論から言うと、家でDJを始めるだけなら、最初は手持ちのヘッドホンでも全然OKです。
ただし、クラブやイベントでDJをするつもりなら、DJ用のヘッドホンを1本持っておいた方がいい。
今回は、実際にDJをやる側から「じゃあ何を基準に選べばいいの?」というところを話していきます。
そもそもDJのヘッドホンって何に使うの?
DJでは、スピーカーから流れている曲とは別に、次にかける曲をヘッドホンで聴きます。
例えば今フロアではAという曲が流れている。
その裏でヘッドホンからBという曲を聴いて、
「Bのキックはここだな」
「もう少しBを早くしよう」
「このタイミングで入れれば自然につながるな」
という確認をします。
つまりDJのヘッドホンは、音楽鑑賞用というより、次の曲を準備するための道具です。
ここが普通のヘッドホンとの一番大きな違いです。
一番大事なのは「音がきれい」より「聴き取りやすい」
ヘッドホンを選ぶとき、
「音質がいいものを買おう」
と考える人は多いと思います。
もちろん音質も大切です。
でもDJの場合、それ以上に大事なのが必要な音をちゃんと聴き取れること。
特に、
キック
スネア
ハイハット
ベース
ボーカル
あたりが分かりやすいこと。
DJでは「この曲はいい音だな」と楽しむより、
「今どこで音が鳴っているのか」
を判断する場面が多いからです。
なので、必ずしも「一番高いヘッドホン=一番DJしやすいヘッドホン」ではありません。
クラブで使うなら「遮音性」はかなり重要
家で練習していると気づきにくいんですが、クラブに行くと環境が全然違います。
スピーカーからかなり大きな音が出ています。
その状態でヘッドホンをつけて、次の曲を確認します。
だから、外の音が入りすぎるヘッドホンだと、
「あれ?ヘッドホンから何が鳴ってるのか分からない」
となることがあります。
DJ用としては、基本的に密閉型を選んでおけばOK。
特にこれからクラブでDJしてみたい人は、遮音性をかなり重視した方がいいです。
片耳で使えると便利
DJをしていると、ヘッドホンを両耳につけっぱなしにするとは限りません。
片耳だけヘッドホンを当てて、
片方の耳 → フロアの音
もう片方の耳 → ヘッドホンの音
という聴き方をすることがあります。
なので、イヤーカップを片側だけ動かせるタイプはかなり使いやすい。
これは実際にDJを始めると「なるほど、こういうことか」と分かる部分です。
そして意外と重要なのが「軽さ」
個人的には、初心者がヘッドホンを選ぶならここもかなり見てほしいです。
DJって意外とヘッドホンを長時間つけています。
練習中もそうだし、イベントなら数時間使うこともあります。
そこで重いヘッドホンを使っていると、だんだん首や頭が疲れてきます。
音が良くても、
「重いから使いたくない」
となったら意味がありません。
だからDJ用ヘッドホンは、実際に試着できるなら試着してみるのがおすすめです。
じゃあ初心者は何を買えばいい?
ここで具体的な話をします。
僕が「これからDJを始めます」という人におすすめするとしたら、まず候補に入れるのはHDJ-CUE1です。
Pioneer DJが出しているヘッドフォンシリーズでも比較的安いモデル!
密閉型で、片耳モニターもしやすい。(今まで使ってきたけどかなり頑丈です)
しかもケーブルやイヤーパッドなどを交換できるので、長く使いやすい。
「初めて買うDJ用ヘッドホンで何を選べばいいか分からない」という人なら、かなり無難な選択肢です。
予算がないなら、最初は買わなくてもいい
例えば、
「DJを始めたいけど、まだ続くか分からない」
という状態なら、いきなり高いヘッドホンを買う必要はありません。
まずは手持ちのヘッドホンでDJを始めてみる。
そして、
「もっとちゃんと練習したい」
と思った段階でDJ用ヘッドホンを買えばいい。
DJを始めるために必要なのは、全部を最初から揃えることではありません。
まず触ってみることの方が大事です。
AirPodsやワイヤレスヘッドホンはどう?
普段使っているAirPodsなどをDJに使いたくなる人もいると思います。
ただ、DJでは基本的に無線はNGです。
理由はシンプルで、ワイヤレスには遅延があるから。
DJでは、
「今この瞬間に鳴っている音」
を確認しながら操作します。
そこにBluetoothの遅延が入ると、かなりやりにくくなります。
普段音楽を聴く分には全く気にならないような遅延でも、DJでは気になる。
なので、
DJ → 有線
と考えておけばOKです。(機材トラブルも少ないので)
DJ用ヘッドホンを選ぶときの基準
難しく考えなくて大丈夫です。
初心者なら、このくらいを見れば十分。
① 有線
DJでは基本的にこれ。
② 密閉型
クラブの大音量の中でも音を確認しやすい。
③ 片耳で使いやすい
実際にDJをすると便利さが分かります。
④ 軽い
長時間使うならかなり重要。
⑤ イヤーパッドやケーブルが交換できる
長く使うなら意外と大事。
この5つを基準に選べば、大きく外すことはありません。
「高いヘッドホンを買えばDJが上手くなる」は違う
最後にこれだけは言っておきたい。
DJを始めたばかりの頃は、
「いいヘッドホンを買えば、もっと上手くできるんじゃないか」
と思いがちです。
でも、正直そこまで変わりません。
DJが上手くなるのは、
高いヘッドホンを買ったときではなく、何度も曲を聴いて、実際に繋いでみたとき。
ヘッドホンはその練習を助けてくれる道具です。
だから最初から何万円もするものを買う必要はありません。
家にヘッドホンがあるなら、それで一度DJを始めてみる。
「もっとやりたい」と思ったら、DJ用のものを買う。
これくらいで十分です。
そして、もし最初からクラブでDJすることを目標にしているなら、HDJ-CUE1のような定番モデルを選んでおけば、後から買い替える可能性も低くなります。
DJ機材はたくさんあって迷います。
でも、最初に必要なのはそんなに多くありません。
DJコントローラー、パソコン、rekordbox、ヘッドホン。
まずはこの4つから始めてみましょう。